掘削工事における土留めとは?

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コラム

掘削工事における土留めとは?

2022/08/15

掘削工事では、「土留め」と呼ばれる工事が行われることがあります。
そこで今回は、掘削工事と土留めについて詳しく見ていきましょう。

掘削工事における土留め

掘削工事は、地表面よりも下の部分に構造物を作る目的で土を掘る工事のことです。
掘った土はどこかへ運び出さなければならないため、掘る作業と土の搬出作業はセットで行われます。
また構造物を作るのに先立って、地盤調査を目的に掘削工事を行うこともしばしばです。
掘削工事を必要とする構造物には、トンネルや地下鉄などが挙げられます。

土留めは掘削工事によって土を掘り起こした際に、土砂が崩れないように作る構造物です。
構造物を作るには工事が必要なことから、構造物を作る工事のことを「土留め」と言う場合もあります。

土留めが必要かどうかの判断

掘削工事に欠かせない土留めですが、すべての掘削工事で土留めが必要というわけではありません。
通常、掘削工事では土に傾斜をつけながら掘り進めていきます。
その際に土が崩れてこなければ、土留めは必要ないのです。

この傾斜面を「法面(のりめん)」と言い、法面の土が崩れてくる場合は土留めを作ります。
法面が崩れてこない角度が「安定角」で、労働安全衛生法に規定が設けられています。
砂地や粘土質などの地盤の種類によって安定角は異なるため、慎重な判断が必要です。

まとめ

掘削工事によって周囲の土砂が崩れないように作られるのが、土留めであることがわかりました。
土留めを必要とするかどうかはさまざまな条件が関係してきますので、確かな知識と技術が求められますね。
大阪で解体工事を手掛ける弊社は、掘削工事も行っております。
掘削工事に関することは、お気軽にお問い合わせください。

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